伊勢神宮(外宮) 鳥羽水族館


二日目は、最初に鳥羽水族館
賢島から鳥羽まで近鉄で移動  
     


鳥羽駅に到着
駅の近くに「鳥羽マルシェ」というお店があったので、開店時間の10時ぴったりに入店
新鮮な魚や野菜、そしてお土産になりそうな品がそろっていました。リックに入る程度に抑え購入  
     


歩いて鳥羽水族館へ
鳥羽の港は色々な観光船乗り場が並んでありました。  
     


とても大きな水族館です。
入館するや否や、海獣王国 お食事タイムが始まりました。
食事をする様子を目の前で見る事が出来て、みんな大喜び!
     


一番大きな海獣は「セイウチ」です。
水族館の前は伊勢フェリーの発着所となっていました。  
     
 

水族館からよく見えるこの島は、ミコモト真珠島

ちょっと、裏側に回ってみると
飼育員が、アシカ?に調教していました。
こっちのおいでとアシカを呼ぶと、ちゃんと来るのを見てびっくり! 
右の写真は昼寝をしているラッコ
     

  
セイウチのふれあいタイムです。
     



このセイウチは女の子です。体重は約600kgまだまだ大きくなるそうです。
僕の指を、チュパチュパしています。  
     

動画撮影してあります。  
 


続いてステージを移動して、アシカショー
バランス感覚というか体幹がすごく発達していることに、いつも驚きます。  
     


再び、場所を移動して、ペンギンのお散歩を見学  
     


ジュゴンです。現在飼育世界記録続伸中です。子供のころから飼育して大変な苦労があったそうです。(NHKで特集組んでいました)
エサは、レアな野菜なんですよね。噛んで食べる様子が良く見えました。  
右の写真はピラニア
     


鳥羽水族館は、飼育種類は日本一です。
ハイギョやチョウザメ、 アリゲーター、ピラクルなど巨大な魚を観る事が出来ます。
     

 右の写真は、青色のザリガニ??とてもきれいな色でした。 
     


見つけましたので、とりあえず 
 鳥羽水族館を後しして、やってきたのは
伊勢市駅です。
     


伊勢市駅の前から外宮の参道が始まっています。
伊勢神宮一色のラッピングバス。  
     
 

参道には歴史のある建物を見る事が出来ます。
外宮の前に、茜社・豊川茜稲荷神社に参拝しました。 
     


唐辛子が見つけてきた神社で、狐が描かれているご朱印が珍しいとか。  
     


菅原道真公を祭ってあり、牛の像に入魂してあるそうです。  
     


ここからが、外宮です。
観光案内所で、ボランティアガイドさんを頼んで一緒に廻ってもらえることになりました。  
外宮には「豊受大御神」が祭られています。
簡単に言うと、内宮に祭られている天照大御神が、一人で食事をするのは淋しいので、その相手として
天照大御神さまのお食事を司る豊受大御神をおまつりしているのだと、分かりやすく説明を受けました。

下乗とあるのは、ここで車から降りなさい!という意味です。
ただし、先日天皇皇后両陛下が参拝した時には、車で進んだそうです。外宮は左側通行で、この橋は火除け橋(火災をここで食い止めるための橋)
     


手水舎では、作法通り
中央の写真にある樹は元は1本の樹です。「清盛楠」と呼ばれています。
平安時代、平家の平清盛が伊勢神宮へ参拝した折、この楠木の枝に清盛のかぶっていた冠が触れ地面に落ちたそうです。
これに怒った清盛はこの楠切り二つに分かれたと言われています。と、ガイドさんが教えてくれました。
     


この鳥居から先は神域となります。それはこの鳥居には榊が付けられているからです。
また、神宮の鳥居は他の鳥居と違っている造りがあります。 五角形に作られているところです。
これは鳥居だけでなく 鳥居に手前にある灯りとりの屋根の部分も五角形です。

右の門の奥には斎館と呼ばれる建物があります。
普段は宿衛なさる神職さんが参籠しています。参籠とは、いわゆる「おこもり」です。 
皇族方が外宮をご参拝あそばされる場合、基本的にこの斎館でお祓いをします。
     
 
斎館の門には車で通れるような
細工が施されてます。
下の部分を外す事が出来ます。
 鳥居でもう一つ、普通の鳥居は并のように、下の桁も柱を突き抜けていますが
神宮のものは突き抜けていません。更に中央に○○神社とうい表札みたいな名前がありません。
伊勢神宮には必要ないとのことです。
右の写真は、神楽殿、ここで寄付金を申し込めます。そうすると正宮で少し中の庭に入る事が出来ます。
     


正宮に着きました。
巨大な杉は参拝者が触るため、下の部分がスベスベになっていました。
  砂利が敷き詰められているところが、古殿地とよばれ、式年遷宮で前に正宮が立っていた敷地です。
小さな小屋は、はこの小屋の場所には、以前の正宮の「御正殿があった場所」だと言われています。
     


塀越しに見える正宮
屋根の部分に金色の丸太のようなものが見えます。
これは、鰹木というものです。外宮の神殿は奇数となっています。内宮は偶数です。
一番多いのがこの正宮で9本です。また、屋根の両端にとんがった二本の千木というものが見えます。これも先端の切り口の方向が外宮と内宮で違います。  
     


 左の写真は、縄で囲まれた(結界)石で、「三ツ石」と呼ばれ、丸石を三個を重ねた石積みです。
式年遷宮の時、御装束神宝や奉仕員をお祓いをする川原大祓が行われる場所の目印となるそうです。

中央の石の橋は、亀石と呼ばれています。見た目が亀に似ているからだと思います。

右の石は、地蔵石。なんとなくお地蔵様に見えませんか。
     


奥へ進んでいくと、多賀宮があります。
豊受大神の荒御霊をお祭りする別宮です。古殿地は左側にあります。
理由は、式年遷宮を始めたのが正宮と一回ずれているからです。  
     
 
下御井神社です。
外宮の所管社で、内部には井戸があります。
お祭りにお供えする御水をいただく上御井神社
のサブの井戸です。
土宮です。
外宮の別院で、御池の西側にあります。
大土乃御祖神を祭っています。大正3年に別宮に昇格しました。 
     
 

風宮です。
外宮の別院で、内宮にある風日祈宮と同じく
風を司る神です。
級長津彦命と級長戸辺命の神ですが、
夫婦なのか、兄弟なのかは不明です。

 伊勢神宮にあるお宮の茅葺屋根の重量はどの部分が
支えているのでしょう?
見た目には棟持ち柱という中央の太い柱だと考えますね。
しかし、棟持ち柱は横にわたっている梁に触れていません。
この梁と壁板が支えています。
徐々にこの隙間は無くなって
直接棟持ち柱が重みを支えるようになると式年遷宮で
新しいお宮に作り替えられるわけです。
 昔は神宮のお宮はこれほど大きなものでは
ありませんでした。
その証拠に茅葺屋根のすぐ下に8本の
木が左右に並んでいます。
これは、もともと馬を繋ぐためにあったものだそうです。
ということは、もっと低い位置にあったはずです。
     
 

風宮の石垣にハート形の石があります。
最近人気らしいです。
建物は五丈殿、九丈殿です。
石に囲まれた榊の木は四至神です。
 外宮神域の守り神、四至とは神域の四方を意味します。社殿や御垣はなく、榊が立つ石畳の上に祀られます。
     
 日別朝夕大御饌祭の時間をガイドさんが
うまく、調整してくれて、見る事が出来ました。
塀の抜こうにあるのが、天照大御神に奉る食材です。


御厩です。
 神様の乗り物とされる神馬がいる場所で、
神馬は、毎月1日、11日、21日の8時頃に
正宮にお参りますので、合わせれば見る事が出来ます。
 
観光協会のボランティアガイドさんです。
約2時間、ガイドブックには書いていない
貴重で興味深い説明をして頂きました。
外宮、内宮も事前予約すれば、
一緒に廻っていただけるそうです。
     
 日別朝夕大御饌祭の様子を動画で撮影できました。  
  


外宮から、少し離れた場所にある「月夜見宮」に向かいます。
その通りには「神路通」と名前がついていました。  
また、伊勢市の建物の多くに、しめ縄が飾られています。調べてみたところ理由は昔話に由来していました。後は自分で調べてみてください。
     


    月夜見宮です。外宮から徒歩で10分ぐらいで来られました。
荒御魂が祭られています。河川の守り神で農耕とも深いつながりがあります。  
     


ガイドさんに教えて頂いた、月夜見宮の左側のお稲荷さんを詣でてみました。
木の内部が焼けています。太平洋戦争で焼夷弾がここに落ちたそうです。 
     


宿泊先の「鳥羽シーサイドホテル」から眺めた景色
鳥羽の駅や水族館が良く見えます。  
     


2日目も充実した一日でした。
地ビールの「神都参酒」  
     
   では、また明日。  
     
                               
                1日目へ  3日目へ  ホームへ