しまなみ海道 2日目
今治〜大三島

朝起きて、外を見ると海から霧が発生して、
幻想的な景色になっていました。
心配していた天気も、回復していました。
朝8時から、レンタルサイクルの申し込みが
始まります。僕たちは宿泊していたので、
朝食後7時30分には先頭で並ぶことが出来ました。


自転車に乗り、さあ、出発です。
らせん状の自転車専用道で橋の上まで登ります。
眼下には、今治造船所が広がっています。


来島海峡大橋
まだ、少し涼しい空気の中を
大島に向けて漕ぎ出します。


来島海峡大橋は2つの小島を通るので
第一から第三の3つの橋に分かれています。
今治からは、第三大橋が最初の橋です。

第二大橋から、下に見える島をのぞきました。
とても、美しく透き通った海です。
第三大橋に向かっている途中の景色


澄み切った空の下唐辛子もとても気持ちよさそうに
自転車を漕いでいます。


大島に到着しました。
自転車専用道は、またらせん状になり
橋を下ります。
渡りきった、来島海峡大橋です。
総延長4105m
でもあっという間に過ぎてしまいました。


道の駅「よしうみいきいき館」です。
ここから、急流観潮船が出航しているので乗船しました。


この桟橋から出航します。
海の上は寒いので、ジャンパーを貸してくれました。


救難チョッキを装着して乗船
潮の流れは、昼ごろが一番速い(10ノット)ですが
この時間帯は、約3ノットの流速です。

沖に向かう船の様子です。


今渡って来た、来島海峡大橋の下を船は進み小島を巡ります。


途中で大型船ともすれ違いました。


海賊たちが建立し、新興した神社です。名前を忘れてしまいました。
いろいろな歴史など船長さんが解説してくれます。


今治造船所を巡ります。
大型船を何隻も見ることが出来ました。
船籍から大きさなどの説明も聞くことが出来ました。


昨晩宿泊した「サンライズ糸山」の近くまで
やってきました。
ここからは、一番の潮流の見所


来島ノ瀬戸、西水道、中水道、東水道の4つの
狭水道に分けられ、いずれも狭く、
また大きく湾曲しているため、潮流は速く、
加えて小島の影響によりところにより複雑な流向、流速
となり、このような不思議な現象を見ることが出来ます。


灯台の脇にある建物は
昔使っていた、灯台守の住まいです。
今は使用していないそうです。


船は同じ位置に静止しているのですが、まるで海の中に河が流れているかのように
波立ち、渦を巻いています。

ユーチューブで潮流観測をご覧になれます。
船は位置を変えていませんが、海流が流れ、海水が底から湧き上がっています。

渦が発生しています。

一番潮流が速い時間帯であれば、もっと凄かったに違いありません。


ここでいったん、海岸線とはお別れして、大島縦断コースとなります。


さすがの唐辛子も、この長い坂道は
自転車を押して登ることを選択


長い坂が終わると、楽ちんな下り坂
また海が見えてきたところで
サイクリングコースから、少しはずれ
「村上水軍博物館」に立ち寄りました。


村上水軍博物館の説明は、あとでホームページを見てください。
http://www.islands.ne.jp/imabari/bunka/suigun/


瀬戸内海には、本当に多くの海賊や水軍が存在していたんですね。



一路、伯方島に架かる「伯方・大島大橋」を目指します。
伯方・大島大橋は、小島を挟んで2つに
分かれています。合計1165m


雲の隙間から日が射すと、暑く感じます。
( 帰宅して気づいたのですがバッチリ日焼けしていました。)


伯方・大島大橋を渡り終えて、伯方島に着きました。


伯方島といえば、CMでも有名な「伯方の塩」です。
道の駅「マリンオアシスはかた」では
塩ラーメン・塩アイスが食べられます。

行列して食べた
伯方塩ラーメンです。


塩アイスです。
ショッパ甘いアイスクリーム

更にお土産の塩大福等を購入


道の駅の前に広がる砂浜
夏になれば、海水浴でにぎわうのでしょう。
伯方島は、端の方をかすめるだけ
約2.5kmで、次の大三島橋に到着


大三島橋はアーチ橋で、328m

あっという間に渡りきりました。
大三島から眺める大三島橋


地元の女学生たちが、岸壁に
絵を描いていました。
写真を撮ったのに気づいて、手を振ってくれました。
道の駅「多田羅しまなみ公園」
時間はそろそろ3時近くになっています。


ここでも少し、お土産を購入
エイの姿干し、これは見ただけ。


厳しい坂道があったのですが、撮影し忘れました。
くだりに入ってしばらく走ると、
長く続く藤棚がありました。
しかし、熊蜂が「ブンブン」羽音をたてて
飛びまくっているので、ゆっくり見れませんでした。


またまた、道の駅です。
「しまなみの駅 御島」
ここでは、乾燥ひじきと、塩大福、
伯方の塩チョコレートを購入。
道の駅からほんの少し道を下ると
大山祗神社があります。


天然記念物
おちのみこと手植の楠


天照大神の兄である大山積大神を祀る神社です。
海上安全の守護神として、日本の国土全体を守護する神として
古代より日本総鎮守と尊称されており、約100本の大楠群が境内の周りを囲んでいます。


天然記念物
雨乞いの楠です。


本日の宿は、「ときわ旅館」の離れです。
全部で4部屋ありました。


旅先から絵葉書を書いている唐辛子です。


夕食の料理
鯛の塩焼き、メバルの煮付け、カサゴのから揚げ
お刺身、サザエのつぼ焼き等など、超豪華
頑張って全部いただきました。
 
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