京都旅行 1日目〜2日目
鳥獣戯画展から高山三尾 御所特別拝観 etc.

2014年10月29日から2泊3日で京都旅行に出かけました。
雲一つない晴天に恵まれて、新幹線の車窓から素晴らしい富士山が眺められました。  
     
 

今年は新幹線が開業して50周年
私たちが小学生4年だったかな
 京都に到着して、そのまま荷物をコインロッカーに預けて
JR奈良線の特急で宇治に向かいました。
宇治駅に到着 
     


宇治に来たのは、6年ぶりです。  
     


目的地は平等院、前回も訪れたのですが、今回はちょっと理由があります。 
 平等院鳳凰堂平成修理が完成し、美しくよみがえったのです。
さらに、昨年サントリー美術館で雲中供養菩薩像 南20号の模刻像が展示され、この像に実際に触れることができたてそれは仏様と「結縁を結ぶ」と言います。
鳳凰堂の修理後は、オリジナルの代役として堂内に掛けられているので、それを見学に来ました。
     


しかし、物凄い人気で、平等院の本堂に入る整理券は確保できたものの、なんと2時間半後  
その間にいったん外に出て同じ宇治にある源氏物語ミュージアムを見学することにしました。
     

予想していた以上に、見どころが満載で、特に源氏物語のシアターは、良かったです。  
     

平等院に戻り、境内を散策、鳳凰堂内は撮影が出来ないので、写真はありませんが、私たちが触れた南20番は
  平安時代に作られた阿弥陀如来坐像の脇に飾られてありました。
     


阿弥陀如来のお顔を少しだけ写すことが出来ました。 
修理された平等院は、とても鮮やかです。 
     
 裏から眺めた平等院も美しい 池に写る平等院 

今夜はライトアップされるそうです。
テレビカメラの準備をしていました。 
     


 浄土院子院 観音堂
旅の安全を祈る「救世船乗観音」
 
     
 

 参道には、多くのお土産店が並んでいます。
創業400年を誇る「かんばやし」でお土産のお茶を買いました。
     


平等院で予定外の時間を費やしたため、予定していた万福寺は、諦めて
夕食を予約していた、四条河原町の「棲家」へ  

京野菜のお店です。 万願寺唐辛子に3種の前菜
     

生麩の田楽  ・から揚げみぞれ和え他
     


宇治茶をを使ったワイン                                              鮭ハラス
     
本州で初めて作られたという滋賀県産テキーラ  ←で作ったモヒート    お茶漬け
     


しば漬けチャーハン食べてもう、お腹いっぱい  
     

2日目  
 京都旅行の一番の目的である京都国立博物館「特別展覧会鳥獣戯画展」です。
開門の1時間前に到着して並びました。
あっという間に、列は伸びてすぐに最後尾が見えなくなりました。
     

京都国立博物館は、初めて入ります。  
     


当然のことに、撮影は禁止
鳥獣戯画は、修復され今回初めて展示されたので、テレビや新聞でも紹介されていました。  
     


全く待たずに入館できたおかげで、ゆっくり鳥獣戯画を見ることが出来ました。
時間があれば、平成知新館にも入って見たかったんですが、それは諦めて、庭を散策  
     
 

スタンプラリーが企画されていたので、廻って見ました。
その頃には、入館まで1時間待ち、鳥獣戯画展示場所まで50分となっていました。  
この数日後には、入館まで100分待ちとなっていました。
     


2日目の予定では、西本願寺で書院と経蔵が特別拝観していたので、見に行く予定だったのですが
鳥獣戯画が保管されていた、栂ノ尾高山寺がどのようなところか見たくなり、予定を変更して高山寺へ  
     

市バスの1日チケットを購入してあったのですが、高山寺までは市バスは運行していません。
                JRバスで、1時間かけてやって来ました。                                       石水院です。
  
     
 

高山寺の庭を撮影
日本最古の茶園です。 
高山寺は日本ではじめて茶が作られた場所として知られています。
     
 

杉の巨木

明恵上人のお墓です。
上人は鎌倉時代の僧で、高山寺を開山しています。
また、京都国立博物館で知ったのですが、インドに渡る計画書を作っていたそうです。 
     
 

開山堂
建物は室町時代に兵火をうけて焼亡し、
江戸時代に再建しています。
 金堂
金堂は江戸時代寛永年間(1624〜44)に御室仁和寺真光院から
古御堂を移築したものです。
長い石段を下り、次の目的地、西明寺へ 
     


西明寺までの道のりには清滝川に架かる指月橋を、渡ります。
     


10月末ですが、すでに紅葉が始まっていました。透き通る清滝川と紅葉とても美しい風景です。  
     


西明寺に着きました。  
     


天長年間(824年〜834年)弘法大師の高弟智泉大徳が神護寺の別院として創建、
その後いろいろあって、1700年に再建されたものです。    
     


西明寺も紅葉が美しいことで有名です。
モミジがたくさんあります。   
     


続いて向かったのは、神護寺です。
これは、大変でした。
石段を何百段も登らなくてはいけません。  
     


ハアハア言いながら、やっと「桜門」に到着  
     


神護寺は、高雄山と号し、高雄真言宗の寺で、密教美術の宝庫として知られています。
教科書で足利尊氏の肖像と紹介されていたものも、その一つです。(新説では足利直義肖像)
和気清麻呂公が延歴年間(782〜806)に建立した愛宕五坊のひとつで高雄山寺を前身としています。
     
 

鐘楼です。とても立派です。
明王堂、立札を読んでビックリ!
成田山新勝寺はこの不動明王を本尊として建立されていたそうです。 
     
 

金堂
 毘沙門堂 五大堂 
     


山の上なので、更に紅葉が進んでします。 
 かわらけ投げに挑戦です。
     


各地でかわらげ投げの風習がありますが、神護寺が発祥と言われているそうです。
     

唐辛子のかわらげ投げ連続写真  
     


本日の夕食も、四条河原町の京野菜を使ったイタリアン「 ダニエルズ 」に予約しておきました。  
     


他のお客さんたちが、みんな京言葉を使っていたのがとても新鮮な感じでした。
     
 

宿泊しているリーガロイヤルホテルと部屋の入口 
     
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