2日目 宇和町編


朝、部屋の窓を開けると鹿野川湖からもやが上がっていました。
ふだんなら、こんなに少ないもやではなくて、湖面がまるで
見えなくなり雲の上にいるようになるそうです。

右が昨晩宿泊した、鹿野川荘です。



出発するまでの間に、湖の近くまで散歩してきました。

今日の午前中は宇和町見学です。

先ず最初にやってきたのが、「宇和町米博物館」です。

宇和は2000年以上前から南伊予一の穀倉地域として
お米を作ってきました。そこで米作りの先人の遺産と
さまざまな技術発展の進む農業のしょぷかいをしています。

しかし、この廊下チョウ長いです。
延長はなんと109mもあります。
そこで、廊下雑巾がけレースが行なわれているのです。
一番早いとギネスブックにも載るのですよ。

当然僕も挑戦しました。
今回のツアーに参加した中から、3人が立候補しました。一人ずつタイムを競って行なわれます。
スタートして30mぐらいまでは、順調に飛ばしたのですが、そこから急激にスピードダウン。
理由は、雑巾の水分が無くなってしまい、生渇き状態。猛烈な抵抗力が襲い掛かるのです。
前に行こうとしても、足だけ進んで全く雑巾が動かない!作戦失敗です。
同じく挑戦した、Iさんは一回目は途中ストップウォッチが
作動してなくて中断。
しかし悔しいということで
再挑戦しましたが、すでに足全体に乳酸が
充満状態。しかし根性で完走?しました。
あんたはエライ!

走り??かけおわるとこんな認定書がもらえます。
これは、さんまさんが挑戦した時のもの。
ちなみに今回のツアーで一番早かったのは、
某女子大生の○さんでした。あんたはスゴイ!
今日の一番最初に体力系の経験をしてしまった関係上
次の目的地まで、坂道は辛い・・・
坂道を登ってたどり着いたところは、開明学校です。
国の重要文化財に指定された建物で、明治15年、
町民の寄付により舶来のガラスにアーチ型の窓を持つ
モダンな校舎です。




開明学校はただ見るだけではありません。

ちゃんと当時と同じ授業を教室で受けるのです。
机も椅子も当時のものを使用します。先生はガイドさんですが
地元で実際に先生をしていた方です。
生徒全員で声を出して勉強したり、時には指されて発表もしなくてはいけません。
音楽の時間では、楽譜を配られて合唱です。
全員優秀な成績だったので、卒業証を貰うことができました。
これから宇和のまち歩き体験です。引き続きガイドさんが
分かりやすく説明してくれました。
宇和民具館です。
江戸時代から、昭和まで宇和町で使われてきた衣食住の
生活用品をはじめ、信仰用具等6000点が収蔵されています。
七福神+のりP天ですな。

時間の関係上、ゆっくり見て廻ることが出来ませんでしたが
興味深い展示物が山のようにありました。


民具館を後にして、さらに宇和まちあるき体験隊は、中町通りを散策しました。
卯之町は「歴史と文化に触れ合う文化の里」をテーマにまちづくりが進められています。
宇和にはお米と名水に恵まれています。
となると、酒づくりも盛んでした。
中町だけでも、たしか11軒の酒造店が並んでいました。
また、それを取り巻くように料亭も並んでいます。

ここは、当時の建物をそのまま残して現在も営業している
酒造店です。灯りを天窓からとるハイカラな作りです。

ここは、「鳥居門」と呼ばれ、庄屋の鳥居半兵衛が建てた
立派な門です。庄屋には身分不相応であると藩から戒められ
彼は郊外の村に左遷されてしまいました。
門の奥のからくりの間には、高野長英がかくまわれたという話も
残っています。



本日の昼食は、冨士廼荘さんです。
おぉぉぉ〜〜豪華でしょう。食事は3種類あります。
みんなで、交換し合って食べ合いました。
さつまめしです。麦飯に魚のすり身や
なんやらかんやらをかけて食べます。

ひゅうがめしです。あじのさしみをたまごと
だしとごまの汁につけてそれをご飯にぶっかけて食べます。
なまず粥のおかずのみです 真ん中にあるのが、なまず粥です。
池にはなまずが泳いでいました。

全員お腹満腹・・・・・

唐辛子は、ひゅうがめしの作り方女将にを教えてもらってきました。
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