大洲宇和内子モニター旅行のたび

  11月25日、26日の一泊二日で四国の南伊予の大洲市と宇和町、そして内子町の3つの
まち歩き体験旅行モニターツアーに参加してきました。
海浜幕張よりリムジンバスに乗り込んで、羽田空港に朝7時45分に集合 
8時30分発の松山行きの乗り合い飛行機に搭乗しました。
「この機の機長は片桐です・・・」「ギョッ・・・」
無事ドスンと松山に着陸するも頭上の荷物入れの蓋がパカッと開きました・
お〜〜〜怖い!

松山空港に到着したのは10時チョい過ぎでした。
3年ぶりの四国の地です。

すぐに、これから2日間お世話になる「あさもや」の神岡さんと
出会い、ツアーに同行する皆さんとも合流しました。


僕達と同じ千葉市から参加したご夫婦、松山の某大学の女子大生4人
旅行会社の方3人と、地元主催者関係の3人の合計14人は、迎えに
来てくれたバスに乗り込みました。
先ず向かうところは、仕度人とプチちゃんがいる大洲「あさもや」です。途中、日本で一番海に近い駅などを車窓に見ながら
赤橋に立ち寄りました。この橋は水面からの高さが少ないために、船が来る時に上に開く仕組みになっているそうです。
勝鬨橋と同じですね。今は隣に新しい橋が完成して今はほぼ歩行者専用となっています。
風が強くてセットが乱れる・・・」


さあ、あさもやに到着しました。ここでモニターとして最初の
仕事を仕上げないといけません。

仕度人は、マイドお元気な様子で「や〜や〜」とご挨拶しました。
そして、初めて「ねぇさん」ともお会いできました。とても可愛くて
素敵な方でした。仕度人に写真も撮ってもらったのですが、まだ
手に入りません。早くくれ〜〜〜
仕度人が先頭を歩いて若干眩しく感じましたが、
それほどの好天気に恵まれました。
3年前にMasakoさんや浜ちゃんと一緒に乗った鵜飼の屋形船に乗って
今日は昼食遊覧です。
2艘の屋形船にのって、いざ出航!
仕度人は、お見送り
上手く写真を撮るのだぞ。
実はこのときに撮った写真が夜の宴会の時に
参加者全員に額に入れられてプレゼントされました。

流石じゃないか、仕度人。
これが、お弁当の写真ですぞ。
チョット風が吹いていましたが、美味しいお弁当に
みんな大喜び!

満足満足でござんす。
夏とは違い川に流れる風はチベタイ、でもちゃんと膝に賭ける毛布まで
用意してくれていたので、快適な肱川遊覧でした。
屋形船を降りてから、あさもやの駐車場で待っていたバスに乗って
午後の予定地であります、フラワーーパークでの陶芸体験です。

指導してくれている方が、先生です。
他にもこの陶芸教室の皆さんが丁寧に教えてくれました。
前にも、山口で萩焼き体験をしたことのある僕達は手馴れたもの・・・
と思ったら、唐辛子は見るたびに形が変わっていく。いったい何を
作ろうというのか!
指導してくれる方も、手こずっております。
ハイ!完成いたしました。和風土器です?  いやぁデカイ1リットル入りマグカップ。
ひと月半程すると我が家にうわぐすりを塗って焼いた完成品が送られてきます。
楽しみです。


次にやってきたのは、大洲城です。
この前着たときには、まだ着工したばかりで
完成予想模型がこのあたりにありました。
これが、

大洲城でございます。

日本で唯一の木造の城です。白壁に黒く色づいた板壁できりっとした
輪郭がとても美しいです。

4層4階の天守は、明治期の古写真や「天守雛形」と呼ばれる江戸期の
木組模型などの史料をもとに平成16年に復元したものです。

さらに「凄いのはこの復元に要した費用の半分近くは市民の方々からの
寄付によるものだそうです。
これが大洲城の骨組みの模型です。
真ん中に心柱があります。

ちなみに、姫路城などには心柱の下に人柱が埋まっているそうです・・・・
とツアーを共にしたIさんが教えてくれました。
左上の写真の真ん中辺りにある太い柱が心柱です。また右上の写真にはお城を作っている風景が模型で作られています。
働いている職人の顔は全員違って、公募当選された市民の顔になっているとか。

猛烈な急勾配の階段を上り詰めるとそこは天守閣
望む肱川と肱川橋です。
すでに時刻は午後3時、おはなはん通りや明治の街並みを
散策していると、真っ赤に染まった紅葉
街並みの中には、修復されずにまだ当時の姿そのままに
残っている建物も存在しています。

このように景観を大切にするためには、住民の皆さんの協力が
あってのことですね。
大洲の町歩きは、「臥龍山荘」間でやってきました。この前来たときには、このもみじは青々としていましたが
今回は透き通るような鮮やかな紅色に染まって迎えてくれました。

唐辛子が手に持っているのは八百屋さんが萱で作ったバッタでなんと無料で配ってました。
当然見逃すはずがない、GET!
左の写真の真ん中にある生木はそのまま、臥龍山荘の柱として
使われています。石垣の間からも生木が生えていたり、共に両立
させるという考えからきているそうです。



ここは、「思い出倉庫」の内部です。大洲レトロタウンのポコペン横丁の奥に漆喰の蔵がそうです。
昭和30年代の懐かしい幻の宝物をわんさかと見つけることが出来ます。
懐かしい交番 駄菓子屋のおばちゃん
僕はこんな旧式アイロンは見たことも使ったことも実は無いのだ。

大洲赤レンガ倉庫です。

時間の関係上、今回はゆっくり見て廻ることは出来ませんでした。
ざんね〜〜〜ん!
大洲町歩きをしている間に、そろそろ日が傾き始め夕方の
気配が辺りを包み始めた頃、あさもやでお土産を買う時間が
取れました。もち麦製品を買いました。

レジに行くと、プチちゃんがにこやかな笑顔で迎えてくれました。
少し合わないうちに、社会人として大人の雰囲気が身に付いていました。

でも本人曰く「まだキャピキャピですよ」
今晩の宿泊場所は、「鹿野川荘」です。
あさもやから、バスで30分ぐらいの場所にあり
道を隔てて、ダム湖である「鹿野湖」が広がっています。

温泉に入った後は夕食前に「大谷文楽」を鑑賞をさせて
もらいました。

文楽をしていただけるのは「大谷文楽保存会の皆さんです」
始めに文楽の説明などを教えていただきました。

演目は「傾城阿波の鳴門 八段目 巡礼歌の段」
普通では手に触れることが出来ない人形で、使い方の
手ほどきをしてもらいました。

これがとても重くて、難しいのです。
これを自由自在に操るのは至難の業です。
唐辛子も、かしらの部分の動かし方を教えてもらっています。
実は左手で全ての顔の操作を行い右手は人形の手を
動かすという神業なのです。
ギョロ(<●><●> ;)(; <●><●>)ギョロ
にらみつけています。両手で顔を動かしてます。
トマトさんが会場まで駆けつけてくれました。
2年前のTDL以来です。

いつも若々しくて、最近はソフトバレーボールの
審判の資格も取得したそうです。
楽しい会話が続きました。
そろそろ宴もたけなは、主催者を代表して四国の大御所
仕度人が、挨拶をしました。

いよ!イカシテイルゾ

お開きになった後も、しばらく仕度人ご夫婦と話が弾んだあと
では、また明日という事で一日目はこれにておしまい。
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