富士山登山

2016.7.17〜18


今年の早春、我が家で秘密の会合が行われ、富士山登山計画が始まったのでした。
その後、夜な夜な2度の会合を得て、それが現実することとなりました。
     

7月17日のまだ夜も明けぬ、午前2時半、エステシティに大型バスが到着
参加者16人と登山用具を詰め込んで、午前3時に富士山へ向け出発。  
     

途中談合坂SAで、休憩をとりました。
深い霧が覆っていました。  
     


車窓から、富士山が顔をのぞかせています。
5合目で、バスを降りて朝食タイム  
     


心配していた天候も、回復し絶好の登山日和となりました。  
     


5合目は思っていた以上に寒く、準備してきた防寒着を着用  
     


では、準備も整ったので出発です。  
     


5合目の標高は2305m
登山口で富士保全協力金1000円を払います。  
     


元気なうちに集合写真  
     


6合目までは、なだらかな斜面を約1時間かけて登ります。
この辺りまでは、全員一団となって進むことが出来ました。  
     
     


6合目を過ぎると、ジグザグの火山砂礫の登山道となり、徐々に先行隊と後方隊とに分かれました。 
     


7合目2700m(花小屋)に到着
雲海の景色は最高です。  
     


  後方隊は、萩ちゃんご夫婦と、唐辛子と私、それにフルちゃんが付き添ってくれています。
     


どこまで登っても、砂礫のジグザグ道は続きます。
上のほうに山小屋が見えてきました。日の出館です。      
     
          

日の出館に到着、休憩をとります。        
     


水分補給と、甘いものを口にしました。  
     

日の出館から眺めた景色です。  
     


時間的には、十分頂上まで登れるペース出来ています。  
     


しかし、ここからは岩場を登らなければいけません。  
     


時に這いつくばって岩をよじ登ります。
唐辛子は、用意しておいた酸素ボンベを使いました。  
     


登ってきた岩場です。  
     


鎌岩館まで到着しました。標高は2790mです。
酸素ボンベも売っていました。  
     


少し登ると富士一館がありました。標高は2800m
そのたびに、休憩をとります。    
     


突然強風が吹いたりする場所もあり、帽子が飛ばされることもありました。
しばらく、登ると鳥居荘(2900m)そして東洋館(3000m)がありました。  
     


ここから、先行隊の写真です。
先行隊は、8合目(太子館・8合目救護所 3100m)まで来ています。  
     

望む景色  
  

たぶん後方隊とは30分以上の差が付いていると思います。  
     

頂上目指して登り続けます。
この時点で、先行隊も2つに分かれています。  
こちらは、春さん隊長率いる、第2先行隊です。
     


コウちゃん隊長率いる第一先行隊  
     
           
白雲荘です。
八合目は、太子館から本八合目までの区間を言います。
とても長い距離です。             
     


元祖室です。標高3250m  
     


好天とはいえ、3千メートルを超えると、気温は10度近くまで下がってきています。  
     


先行隊は、本八合目に到着しました。  
     


後方隊は、その頃若干の高山病の症状が出始め、50m登っては30秒の休憩を繰り返しながらも
着々と本八合目を目指しています。  
     


3250m地点にある富士山天拝宮に到着  
     


休憩を何度かはさみながら、とうとう本八合目(トモエ館)3400mに到着しました。  
     


私たちは、トモエ館の前で昼食をとることにしました。
ランチパック!気圧が低いため、袋はパンパンに膨らんでしました。  
     


本八合目を超えて、頂上を目指しているメンバーは御来光館で休憩をとっています。    
     


標高は3450m  
     


九合目まで登ると、頂上が見えてくるそうです。  
     


富士山登頂まで間近です。  
     


この鳥居を過ぎると  
     


富士山のてっぺんです!  
     


  頂上へ到着して、予定ではお鉢巡りをするはずでしたが、急にガスってきて、強風が吹き始め
気温が急激に下がってきました。    
     


全員、準備してきた防寒服を着用  
     


それでも、寒さが凌げないため、山小屋へ避難  
     

そんな過酷な状況の中で、寺ちゃんが到着しました。
あまりの疲労のために、みんなの顔が黄色く見えたそうです。
それなのに・・・鬼のリーダーコウちゃんは10分後に下山命令を寺ちゃんに発令!  
     
   

先行隊より、頂上の天候急変の連絡を受けた、しんがり隊は、これ幸いと登頂断念を即決、下山開始です。
富士山は本八合目まで登らないと、下山ルートは使えません。
通称「須走り」というルートで七合目までくだり、そこから先は「砂走り」と呼ばれている細かい火山石が積もった道を下ります。
     


登りも辛かったけれど、下りも違う辛さがあります。
約3時間かけて、やっとのことで5合目まで降りてきました。もう疲れ果てて歩く気力もありません。
先行隊の下山を待つことにします。  
     


登頂組も、同じルートを下っています。  
     


本番の富士登山まで、何度も他の山を登って体力をつけていた、寺ちゃんとマーくんは、成果を発揮。  
     


西さんのスタイルカッコいいですね。ホッシーの帽子もイイネ!  
     


順調に七合目まで下ってきました。  
     
  ここで、大事件が発生!
なんと、春さんの登山靴が靴底が剥がれてしまいました。
原因は劣化・・・

コウちゃん医師の
「あるっ限りのサポータ−で
ぐるぐる巻きにせよ!」
 の指示通り
フルちゃん看護師が処置しています。

 


春さんもアクシデントを乗り越え慢心の笑顔です。  
     
  

お疲れ様でした、これで全員五合目まで下山できました。  
     
    

宿泊先は「若水荘」
夕飯は消耗した体力を回復できるほどの豪勢な料理です。    
     


富士山登山大成功
乾杯!  
     
  

登頂断念組みの4人です。
今日は、勇気ある決断が出来たのだ!
と、褒めあっています。
     


すでに回復している女性陣と、いまだに周りの人の顔が黄色く見えている寺ちゃん。  
     


あれ?コウちゃん隊長の写真がない?
たまにはこんなこともあります。  
     


部屋宴会が始まりました。  
     


今日の出来事が次から次へ出てきます。  
     


最高のネタは、春さんの靴がバラけた事件です。
これは、当分の間語り継がれそうな話題です。  
     


ふだんなら次の日まで騒いでいるのですが、今日は朝早かったうえ、富士山登山したばかり、
午後10時にお開きとなりました。  
     


翌日の朝、河口湖の湖畔まで散歩に出かけてきました。  
     


朝食をとって、一路幕張へ帰ってきました。  
寺ちゃんは、朝起きたら顔が黄色く見えなくなっていました。
良かったです。
     
  富士山登山のお土産です。

富士頂上でしか手に入れることが出来ないご朱印帳(左)
とご朱印。(右)

富士山と申年は特別なご縁があるそうで
申年にだけいただける特別なご朱印です。

ご朱印の赤は富士山の岩を砕いて混ぜているので
こんな赤黒い特色のある色をしています。 
 
 

富士山コーラと富士山サイダー
五合目郵便局から自宅宛に出した、木製富士山型葉書
翌日に届きました。 
     
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