東京駅 開業100周年記念 丸の内駅舎&東京ステーションホテル見学ツアー 
  2015・01・04

集合は丸の内中央口です   皇室の方々専用の車寄せと入り口、昨年12月20日のSuica
騒動の際はあまりの行列で特別に車寄せに人を
 通したそうです 
東京駅の設計者辰野金吾が相撲ファンで横綱の土俵入りの
型をデザインに取り入れています 
     

 央部ドームです、丸いところが今日ランチをする東京
ステーションホテルのアトリウム。その下はロイヤルスイートルーム
 修復されたレンガの「覆輪目地」
ちょっと膨らんでいるのが分かりますか
 横から見ると良く分かります
     


 復元されたドームの天井
東西南北を除いた八角のところに干支彫刻ののレリーフ    電気がついているのはステーションホテルの客室 
     
 




ドームを支える鉄骨の柱には完成した年2012が
刻まれています

丸の内北口にあるステーションギャラりーの入り口に外壁の
修復、既存レンガの上に化粧レンガを貼った工法が分かる
ようになった看板があります、化粧レンガも創建時のものに
近づけて制作しました
 
 
東京駅の屋根の天然スレートは戦災で
消失、その後復旧工事で鉄板になりましたが
1990年に天然スレートに葺き替えいたしました
中央ドームや南ドームには国産スレートを手作業で
行っております


今回の東京駅復元工事に使用する天然スレートの工場は
宮城県石巻市雄勝地区にありましたが
2011年3月11日の東日本大震災で津波の被害に
あいました
が奇蹟的に7割程見つかり復元工事に
使われました

それを記念して雄勝地区の小・中学校の
子どもたち150名ががスレートに描いた「富士山」
丸の内地下南口改札近くにあります
   
 




←今の東京駅八重洲口
グランルーフもできてお洒落に

100年前は八重洲口には橋が架かって
その下には川が流れていました
この橋で使われていた石を使って
一番上の真ん中の写真の「東京駅」の石の看板を
作ったそうです 


→今の東京駅丸の内口
駅舎の後ろには高層ビルがいっぱい
100年前は空がたくさん見えています
 


 日本郵便のKITTEビルの屋上庭園から見た駅舎
 2017年には丸の内駅前広場も完成するようです  駅前にそびえる丸ビルと新丸ビル
     


 新幹線と山の手線が出発します
駅のホーム(真ん中辺り)にソーラーシステムがあります
 では東京ステーションホテルに向かいます きれいなお花が迎えてくれました(生花です) 
     
 




 2階の踊り場から見るとだまし絵のように
なっています、面白い!!

柱にはローマ数字で2012年「MMXII」
 
 

←東京駅のジオラマがありました
1914年(大正3年)の開業時から昭和23年まで
右側南口から入って電車に乗り
降りた人は左の北口から出るという
一方通行だったそうです
今じゃ縦横ななめ大勢の人でぶつかりそうに
なる東京駅です 

→南口に動く絵がありました
スカイツリーにもあったなあ〜
 
 

ステーションホテルに入るとレリーフが良く見えます
鷲が稲穂を掴んでいます
 天井の色はこんなだったなあって記憶から再現 鳳凰のレリーフ 
     


 東京ステーションホテル宴会用のお部屋
エレベーターホール   窓から南口の改札口がみえました
     
 



←ちょこんと可愛く座った
今年の干支羊のレリーフ

東西南北(子・卯・午・酉)の足りないレリーフは
辰野金吾の故郷佐賀県にある武雄温泉の
楼門にあるのが発見されました


→モチーフがあって客室があってと
良く分かります 
 


 ステーションホテルにあったレリーフの説明
復元と保存の説明  さすが駅のホテル長い長い廊下 
     


 いよいよロイヤルスイートルーム見学です
まっすぐ行幸通りがみえます   行幸通りの先は皇居です
     


 広い、会議が出来るし接客もできる居間
天井の照明  駅前広場の完成が待たれます
     
 保存されたレンガをまんま使用

 グラスには江戸切子
あら〜可愛いカメラマンが映りこんでます
広い化粧室です 
     


バスローブの飾り方も素敵、我が家も真似しようと
思いましたがバスローブを持ってませんでした 
 お風呂にはテレビも付いています  トイレも見学 便器の上の壁には
絵が飾ってありました
     


 寝室です
 家のリビングより広い 豪華でもシックで落ち着いた雰囲気  アメニティも充実
     
 

全て「BVLGARI」でした
 みんな宿泊者気分で記念撮影  キッチンも付いています
     


 サイドボードのところでパチリ
 社長机みたいのがあったのでパチリ  ロイヤルスイート 1泊83万円
     
 部屋番号はここだ〜 いつか泊まるかも、覚えておこう  では4階のアトリウムでランチ一緒に行った
英子ちゃんすましております
 

今日のメニューです
お土産に東京駅100周年記念非売品絵葉書
ステーションホテルのメモ帳とペンとシールを
もらいました
     
 

生ハムとコンポートしたリンゴの前菜
 ぶりと帆立と鯛の前菜  アワビのグラタン
     
 ローストビーフとビーフシチュー  見てみて美味しそうでしょ

ホテルが横長なのでどなたも平等な距離ってことで
朝食はこのアトリウム(中央ドームの4階)で
取ることになっています 
     


 いつものツアーのランチのように横長テーブルに並んで
食べるのでなく申し込んだグループで食事が出来るのが
良いです
デザートのこのレンガを模したチョコ美味しかった   懐かしいステーションホテルの入り口
     


 こんな風でしたね
これはいつ頃の駅舎でしょう   長い廊下を通ってホテルにさようならです
     


創建当時の駅舎 
 駅のホテルらしく細長いのが良く分かります  1Fのラウンジ
     
 

←昔は使った隧道でしょうか
東京駅やここらに鉄道を敷いた方々は
高架にするとはなんと先見の明が
あったのでしょう



→京葉線出口にしかない
電車の案内板
新幹線が0系他の電車も
今は走っていないもので
鉄道ファンには涎ものらしいです
 
 
                                

ここから下は10日にお稽古で出かけた時にちょっとステーションギャラリーを見学した時のものです(入場料900円)
  創建当時のまま残してある文化財のレンガの壁          山の手線のゼロキロポスト、ここが電車のキロ数出発点          ミュージアムショップで買ったお土産  
     


ギャラリーで撮影可だった東京駅のジオラマ 上が1914年  下は1964年オリンピックの年です  東京駅の周りはどんどん変化しました
東京駅のこの駅舎も国鉄民営化の時に取壊して高層ビル計画がありましたが保存しようという市民団体の運動もあり
復元されて今があります。壊されなくて本当に良かったです。 これから先また100年毎日たくさんの人に利用され愛される
東京駅であって欲しいです。東京駅ファンの一人として・・・。
  
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