2014
2回目の深川さくら祭り

一昨年この深川さくら祭りに来ています。
今年で2回目です。  
     


門前仲町の駅には8時頃に着いて、そこから5分位歩くと黒船橋
まだ、乗船券を求める人は、それほど多く並んでいませんでした。  
     


和船の準備中  
     


昨日は風が強かったので、桜の花は散って、花筏となっています。  
     


9時ごろから、和船と動力船の乗船券の受付が始まりました。  
動力船は、午前中の分はあっという間に売り切れて、午後1時30分の乗船券を取ることが出来ました。
早く来てよかった。
     


昨日テレビで紹介されたので、更に人気が出たのかもしれません。
今日もケーブルテレビらしき取材クルーが来ていました。  
     


和船は、時間の予約ではなくて並んで順番を待ちます。
一艘に8人程度乗船できます。
私たちが持ってのは「ちどり」  
     


船頭さんが、船尾で  艫櫓(ともろ)を漕ぎます。
黒船橋をくぐり巳橋に向かいます。
     


石川橋を過ぎたところが一番桜の見どころ  
     


川面には、花筏が一面に広がります。  
     


向こうに小さく見えるのが巴橋
その手前でUターン  
     


何艘もの和船と行き交います。
石川橋の上では、出店が立ち並びとても賑やかになるのですが
まだ、早いので人はまばら  
     


東京都のボートが出ていて、川に流れているゴミをさらっていました。ご苦労様です。  
     


約20分の船旅でした。黒船橋乗り場に戻って来ました。  
     
撮影した動画です。  
  
 
動力船の時間まで間があるので、東京海洋大学まで足を延ばしました。
この期間、百周年記念資料館が公開されています。
正門前の1号館は、国の登録文化財となっています。
     
 
資料館前のモニュメント


 海洋大学のOBの方がボランティアで
館内を一緒に回って説明してもらえます。
「ここは、新しいものは展示していません。
古いものばかり展示してあります。」
これは、 3段膨張蒸気往復機関
     


 往復蒸気機関
上下運動を回転運動に換えるものです。
福山雅治の「竜馬伝」で実際に使われました。
焼き玉機関
 エンジンスタートの時、トップに設けた鉄球をバーナーで
赤熱し着火を容易にした機関。
 
     
 説明していただけたのは
もと、機関士長、船長の方。
 南極の石
月の石ではありません。
 

直接蒸気をタービンに充てて動力とした
タービン各種
     


とても、詳しく説明していただけました。
ヨットの進む原理から、タンカーの操舵室がなぜ後ろにあるかなど、とても面白かったです。  
     


帆船といえば、縄結び
色々な種類があり、色々な経験談も披露してくれました。  
     
 
模型の明治丸
現在は改装中
完成すれば、船内も見学できるようになります。
また明治丸の歴史から、なぜここにあるのかということまで、興味深い話でした。 
     
 

相生橋を渡れば、月島です。
 船の速度は「ノット」
これが、ノットの起源となるものです。

コンパスです。
このコンパスは、バルチック艦隊と戦った
当時のコンパスです。 
     


偶然、和船の受付を待つ時にお隣になった、山梨県から訪れた方と一日ご一緒することとなりました。
一期一会ですね。  
     


記念館を出て、キャンパス内を少し探索
ボランティアの方が教えてくれました。
海洋大学、海上保安庁の章は「コンパス」
海上自衛隊は「イカリ」です。  
     
 

旧天文観測所 
 
     


昼食は「そば処 浅野屋」で 
昼食を食べ終えて 石川橋へ来ると
出店にたくさんの花見の客が集まってきていました。
     

動力船の時間に合わせて、黒船橋に戻って来ました。
大横川には、いろいろな船が登って来ます。  
     
 

新内流しです。粋ですねぇ。 
     
撮影した新内流しです。 
 


動力船の予約していた時間になったので
黒船橋のりばにやって来ました。  
     


和船でまわったところより、ずっと先まで行きます。
大横川の東富橋を超えて左折して平久川に入りました。桜が張り出していてとても良い景色です。  
     


 正面にスカイツリーを眺めることが出来ます。
 平久川は、仙台堀川に突き当たり、左折して木更木橋へ
     


仙台堀川も桜が咲き誇っていました。  
     


清川橋の向こうにあるのが、清洲排水機場です。
ここで、動力船はUターン  
     


平久川にもどります。  
     
     


再び大横川へ
江戸城に対して横に流れている川は基本的に名前に「横」が入っていたそうです。  
     


約45分の舟めぐりでした。  
     


黒船橋船乗り場に戻って来ました。
右の写真は乗って来た動力船とライフジャケット  
     
動力船から撮影した 動画です。
  


深川不動堂に立ち寄りました。
ちょうどお炊き上げの時間でしたので、見学してご真言を唱えてきました。
  
     
 

 境内では、蝦蟇の油
油を塗った刀の先に駒がのっています! 
和船の受付で絵葉書のおみやげをもらいました
橋の名前や景色が良い感じです 
     
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