2013
谷中七福神めぐり

 2013年1月2日
今年は、10年ぶり以上前に廻った谷中七福神をもう一度廻ってみることにしました。
スタートはJR田端駅
駅には、七福神のPRがたくさん出ていました。
   


田端駅を出て大通りを右に進みます。
あぁ、覚えている。まだちゃんと記憶に残っていました。
東覚寺を示す立て看板発見 
   

東覚寺に着きました。 
本堂です。
弘法大師と二宮尊徳 
   

本堂の脇に福禄寿が祭られている御堂があります。
  赤紙仁王尊です。
   

 身体の悪い人が、疾患のある部分に赤い紙を貼って祈願すれば、病気が回復すると言われています。
   

横には 草鞋(わらじ)が吊るされています。
祈願して病気の回復したとする
人々によって供えられたものです。
福禄寿です。
緑色の美しい着物を纏っていました。
   
 最初に廻った東覚寺で色紙を購入
 また、大通りに出ます。
この通りは「りゅうのすけ通り」と呼ばれているそうです。
   

 通りの名前は、この付近に
多くの文士芸術家が住んでいたkとに由来しています。
千寿七福神を廻った時にもたくさんあった
銭湯がこのあたりにもまだ多く残っていました。 
   
 銭湯2です。
 青雲時に到着
青雲寺は、江戸時代に花見の場所として賑わったことから
「花見寺」とも呼ばれています。
   
  
恵比寿神です。
鮮やかな色彩ですね。
「南総里見八犬伝」の作者
滝沢馬琴の筆塚の碑  
   


 色紙に朱印を押してもらいます。
 青雲時の外観です。桜が咲くころには
とても綺麗でしょう。
   
 修性院の外壁です。
とてもユニーク!

修性院は天正元年豊島郡田中村(練馬区南田中)
に創建、寛文3年(1663)当地に移転したと伝えられます 。
青雲時と同じく花見で有名です。
   
 布袋尊です。
とてもビックです。

 これで、3か所
いまさらですが、谷中七福神めぐりは、江戸市中で
最も古い歴史があります。
   

長安寺に向かう途中に富士見坂を見つけました。
この富士見坂、最近テレビで、マンション建設で富士山が見れなくなってしまうと話題になっている坂です。 
   


頂上まで登ってみましたが、今日は富士山は眺めることができませんでした。
街灯にも富士山のデザイン 
   


更に進んでいくと、屋上でラクダを飼っている家を発見!
裏に廻ってみたら、ガンダムまで
   
 

瓢箪を干してあるお宅がありました。
ピッカピカに光っています。
御殿坂と言う坂道までやって来ました。 
江戸時代に将軍綱吉の御殿があったとか
将軍御膳所があったとか・・・書かれています。
   


 御殿坂を下って行きます。
しかし、道を間違っていたことは分かり
また登って戻りました。
 谷中界隈には多くの和菓子屋さん等が
並んでいます。
美味しそうなのでたい焼きを購入
   
 

アツアツのたい焼きを食べながら
長安寺に向かいます。
長安寺に到着 
   
 
老山和尚禅師が開山、長安軒として
安藤右京亮屋敷内に創建
正徳2年当地に移転したといいます。

 寿老人です。
とても、歴史を感じとれます。
言い伝えでは、寿老人像は
徳川家康が納めたものと言われています
   

並んで色紙に朱印を押していただきます。
   


 谷中天王寺です。
湯島天満宮、目黒不動龍泉寺とともに賑わっていましたが、
戊申戦争では、寺に彰義隊の分営が置かれたことから、本坊と五重塔を残して堂宇を全て焼失、
さらに昭和32年の放火心中事件で五重塔を焼失しました。
   


 毘沙門天
御朱印を押してもらいました。 
   


庭はとても広く、大仏様も鎮座されています。
この大仏様は丈六仏ともいわれ、江戸時代、元禄3年(1690)に築造されたものです。
   


谷中霊園に立ち寄ってみました。
もとは、この霊園は谷中天王寺の敷地でした。
多くの著名人の墓がありますが、このお墓は「高橋お伝」のもの 
   


霊園の中でも広大な敷地を誇っているのは
徳川慶喜のお墓です。 
   


慶喜の 右隣には美賀子夫人のお墓が並んでします。
次に訪れたのは、上野護国院です。 
   


 東京国立博物館の奥に開創し、
承応2年と延宝8年に寺地を西方へ移転、
さらに宝永6年当地へ移転しています。

大黒天です。
大黒天の後ろ側に画像が見えています。 
   
 

三代将軍家光から贈られたと伝えられる大黒天画像
欄間には安置された数えきれないほどの観音様 
   


上野護国院を後にして七福神めぐりの最後となる
上野不忍の池の弁財天に向かいました。
その途中で清水坂 別名暗闇坂 
   
 

暗闇坂を下ると、右側に煉瓦造りの建物発見
現在は上野公園の施設となっていますが、当時は変電所だったそうです。
   
 

森鴎外の住居跡
 

路の左側は、ずっと上野動物園の敷地でした。
唯一見ることのできた、動物です。
ウマ
   
 

不忍の池に着きました。
本堂へお参りする人でとても混んでいます。


 並んでお参りすることはあきらめ
写真だけ撮ってみました。
ちょっと遠いので、分かりにくいですが
一番奥にあるのが弁財天です。
   


 最後の御朱印を押してもらいました。
 不忍池と弁天堂
   
 池の脇にこんなのがあったので
久しぶりに


昼食は、昨年
西郷会館を改修ニューアルオープンした
 UENO3153(さいごうさん)の中にある
海鮮料理 薩摩魚鮮に入りました。
   
 

色紙です。
 
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