スクラップになる運命だった「しらせ」をウェザーニューズが購入しました。 そして今、船橋港に係留され第2の船出が始まったところです。 気象や地球環境をみんなで考えたり 提言を発信する拠点にしていきたいそうです。 ネットで予約をして、8月7日の午後2時30分から約2時間半かけての見学会に参加してきました。 |
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集合場所は京葉線の新習志野駅 そこで送迎バスに乗り船橋港へ |
タラップを上り乗船する唐辛子です。 |
上ったら次は下ります。 |
まず最初に通されたのは、食堂です。 |
この食堂で、見学会の説明をウェザーニューズの 係りの方から受けました |
甲板に出ると幕張新都心が良く見えました。 |
ここは、ヘリコプター格納庫です。3機格納できます。 |
上を見上げると、ドーム型の白い物体が。 レーダーですね。このレーダーは観測気球などの調査に 使用したそうです。 |
さらに、上に登ります。 |
救命ボートが4隻搭載されています。 最高150人が乗れます。酷寒なので密閉型です。 |
「しらせ」の操舵室です。 しらせは、普通の船より幅が広く、 操舵室も28mの幅があります。 |
「しらせ」にはヒービングという補助装置があり タンクの燃料を左右に傾けることで 氷に閉じ込められたとき、氷を破壊し脱出することが 可能だったそうです。 |
操舵室の窓から見える風景です。 |
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これが、操縦桿?です。 すでに外されていますが、傾斜計もあったそうです。 最大で南緯50度付近の暴風圏で左に53度右に41度傾いた記録が残っているそうです。 |
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唐辛子が座っている椅子が副船長の椅子です。 |
面舵いっぱい! |
速度?計です。 |
南極観測船は自衛隊の艦船だと知ってましたか? 当然ラッパッでいろいろな指令を出していました。 |
この席が船長用です。 こうやって、双眼鏡で南極大陸を見ていたのでしょう。 |
レーダーを見ているところです。 |
一番上の甲板に上がりました。とても高いですね。 |
何をやっているのかというと、 これは、ウェザーニューズの企画で 雲の状況を調査しているところです。 |
左右の端には双眼鏡が備え付けられています。 展望台などにあるものより、相当機能が高いものです。 |
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先ほど調査した雲の様子を、幕張にあるウェザーニューズの本社の 気象部門の担当に報告している様子です。 まぁ、ナンの足しにもならないでしょうが・・・ |
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窓の外を見ると、巨大な変わった船が、脇を通り過ぎていました。 資源エネルギー庁の調査船「資源」です。 |
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この部屋は娯楽室です。 |
ここは、厨房です。 |
厨房には、自動アイスクリーム機がありました。 さすがに南極に到着してからは、あまり使われなかったのではないかと思いました。 |
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これは、飲み物自動コップ注ぎ機ですな。 |
パン焼き機 |
巨大なべ |
「しらせ」の名前は、100年前の1910年、 わずか204tの帆船で、南極制覇に挑んだ 「白瀬矗」中尉の名前からきています。 |
ここからは、居住域です。 自衛官の部屋です。6人部屋 ちょっと狭すぎやしませんか。 |
お風呂です。 |
湯船です。 |
見ての通りシャワー |
これは、上官のバスタブとトイレ?だったかな? |
一般のトイレ |
手術室です。必要なときもあったのでしょうね。 |
診察ベッド |
床屋さんです。 なぜ恐怖の理髪屋かというと、髪を切るのはフツーの自衛官だから |
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以下の4部屋は、ゲスト用の部屋です。たとえば新聞記者など 特に唐辛子が座っている部屋は、1人用。最高級です。 |
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注意書きが当時のまま残っています。 |
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ここでまた、企画実験。 船橋港の透明度を測りましょう。 白い円盤が見えなくなったところが透明度です。 今日は1m80cmでした。 3mも見える日もあるそうですが 50cmの日もあるそうです。 |
すぐ隣はサッポロービール園です。 |
このような部屋は、全部で4部屋あり、 今はウェザーニューズが研究に使っています。 右の部屋は、地震と津波の研究だったと思います。 他にも海水や氷の研究をしている部屋がありました。 |
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見ての通り、浮き輪ですね。オブジェ風です。 |
通路を通って、最初の食堂に戻ります。 |
今日の感想や、アイデアなど自由に書いて右のツリーに掛けました。 面白いものがあれば、採用されるかも? |
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本日の乗船名簿です。 |
全員揃って記念撮影 |
右上の番号は25回の南極航海に乗船した乗組員そして5月2日からの一般公開で見学に訪れた見学者の通し番号です。 |
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