北鎌倉からスタートだ!今年のゴールデンウェーク


2009.4.28
昨年に鎌倉散策に出かけた時に、来年は北鎌倉に来ようと話していました。
その通り、やって来ました。当日はとても良い天気でした。
JR北鎌倉駅です。とてもこじんまりとした駅ですが、
たくさんのお客さんが下車しました。
駅の目の前に、「円覚寺」の入り口があります。


円覚寺は、足利時宗が元寇の際戦死した兵士を敵味方区別せず弔うために創建したものです。
鎌倉五山第二位の格式を誇るものです。

円覚寺



総門です。
仏殿の内部です。本尊は宝冠釈迦如来で
昭和39年に再建されています。


天井には、白龍の図が描かれています。
選佛場です。
1699年の建立


境内には、たくさんの紅葉が、秋にはとても
綺麗に色ずくのでしょうね。
坂を上り龍隠庵から見える境内


この奥に国宝の舎利殿があるのですが、
これ以上はいることが出来ません
かやぶきの屋根が舎利殿です。



開貴廊です。
北条時宗、貞時、高時の尊像が安置されています。
この建物の下に、お墓があるわけです。


内部は撮影近視のため、遠くから望遠で!
少し見えているのが北条時宗の尊像です。


庭には、魯迅などから寄贈され樹木が植えられていました。



黄梅院です。
何というのかわかりませんが、接木のように
木の枝に違う種類の花が咲いています。
ここはどこだっから・・・・思いだせません。

百観音への門


百観音です。江戸時代、拙叟尊者が百体の観音石造を創安。
元は塔頭松嶺院にあったそうですが、後の方丈の庭園に移されています。


洪鐘までは、この階段を登っていかなければなりません。
(実は、この3倍の階段が隠れていたのです)


足が棒になるツうくらい頑張って登ってきました。
これが洪鐘(おおがね)です。
洪鐘の隣には弁天様が祭られていました。


大弁天堂の外観です。
見晴台から見える景色です。


階段を降りてきて、松嶺院を見学します。
このお寺では、たくさんの草花を見ることが出来ます。


東慶寺(縁切り寺)



北条時宗の夫人覚山尼が、開山しました。
女性からの離婚請求が「できなかった時代に、
この寺に駆け込めば夫と離婚できる特権を
もっていたため、「縁切り寺」の愛称で有名です。
本堂の屋根の優しい反りが、尼寺だった
面影を忍ばせています。


明治になるまで、男子禁制のお寺でした。


浄智寺 鎌倉五山第四位
北条時頼の三男宗政を夫人が一族の助けをへて
幼少の師時とともに開基したと言われています。
鎌倉では唯一の中国風の門です。


唐辛子は、暇さえあれば、資料を読んでいました。


仏殿です。


本尊の三世仏座像
左から阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来で
過去、現在、未来を代表しています。


鎌倉十井のひとつ甘露ノ井です。


浄智寺を見学するとすでに昼をまわっていました。
江ノ電バスです。


鎌倉五山でランチです。

僕が選んだ、紫陽花セット
唐辛子の選んだ「健長(けんちん)そば」


さあ、これからが大変です。難関の葛原岡・大仏ハイキングコース。
途中に、銭洗弁天、鎌倉大仏が見学できます。


距離にして3kmしかないのですが、ほとんどの道のりが
こんな具合です。


銭洗弁天


頼朝が鎌倉入りして5年目、人頭蛇身の水の神「宇賀福神」が老人になって
頼朝の夢枕に立ち、
「この水を汲んで神仏を供養すれば
悪鬼邪神は退いて、世の中は栄える」
といったと伝えられています。
ここが銭洗弁天の入り口です。
トンネルなんですね。


うぅ、くら!
トンネルを抜けると、そこは社務所だった。


ローソクと、お線香を購入して、
お金を洗うための必需品「ザル」を入手


ここは奥宮です。こうして、お金を洗います。
これで、金運間違いなし!老後の心配不要!


洞内には、なぜか千羽鶴がいっぱい吊るしてありました。


では、またハイキングコースに戻ります。
途中で見えた由比ヶ浜の海


ここを下って、コースの山間部分は終了。あとは平坦な道です。
相当足にキマシタ


鎌倉大仏


昨年鎌倉に来たときにも、リスを発見しましたが
何と今回も、リス!


はい!これが大仏さんです。


唐辛子の横にあるのは、いったいなんでしょう?
大仏様の、湯呑???風呂みたいだ!
大仏様の内部に侵入しました。
この尼は首の部分です。


長谷寺


736年開創といわれています。
本尊は十一面観音ですが、撮影は不可でしたが
とても綺麗な観音様でした。


経蔵です。
回転式の書架を回して経を読むのと
同じ功徳を得ることができます。
ここまでランチから飲まず食わず!
境内にある海光庵という食事処で、ティータイム


海光庵から出ると、由比ガ浜が一望できます。
一年を通じて
庭ではさまざまな花を楽しむことが出来ます。。


弁天窟です。


弘法大師が、この寺に立ち寄った際、自ら弁財天を刻んだと伝えられています。↓


小さな観音様には願い事が書かれています。


さすり観音
こういった類のものは、必ず触ったり撫でたり
回したりするのが大好きです。



江ノ電「長谷駅」です。
普通の電車よりひと回りも、ふた周りも
小さめな車両です。


鎌倉駅に到着しました。


本日のお土産
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