横浜 山手西洋館 世界のクリスマス 2007

12月15日の土曜日に
横浜の山手にある西洋館で
「世界のクリスマス」
というイベントがあり、
廻ってきました。

流石は横浜山手、大きな個性的な
家が立ち並んでいました。
坂道を登って最初に着いたのは、イタリア山庭園
それなのにどういうわけか、ハンガリーのブラフ18番館です。
ハンガリーのクリスマス飾り付けです。
テーマ「洗練と調和より生まれる華麗なクリスマス」
 
大正末期に建てられた外国人住居で、カトリック山手教会の司祭館として
平成3年まで使用されていました。
平成5年にイタリア山庭園内に復元され、
館内では当時の横浜家具を展示してあります。
クリスマスの食卓や、先の曲がった
ツリーです。
またガラスにも、クリスマスの飾り付けが
施されていました。
次に向かったのは、外交官の家です。
明治43年に明治政府の外交官・内田定槌邸として、
アメリカ人の建築家JMガーディナーの設計で
東京都渋谷に建てられた建築物で平成9年に移築されました。
ここでは、ロシアのクリスマスを紹介しています。
テーマ「世界一広い国のクリスマス」 マトリョーシカがたくさん飾ってあります。
イコンです。
全権大使打田氏のデスクです。
山手本通りを歩いて、次の目的地に向かう途中にある
「カトリック山手教会」です。
教会を少し過ぎると、「フェリス女学院」があります。
ベーリックホールに着きました。この建物は、
イギリス人BRベリックの邸宅として昭和5年に建てられたもので、
スパニッシュスタイルを基調として、
山手では最大規模の建物です。
フランスのクリスマスの模様ですが、150年前には今のようにクリスマスを祝う
習慣は無かったそうです。
テーマ「150年前に想いをよせて」
ベイリックホールのすぐ隣にある建物が、エリスマン邸です。
大正5年に「現代建築の父」と呼ばれたAレーモンドの設計です。
アイルランドの暖かく優しい家族の
クリスマスを紹介してあります。
テーマは「神秘と妖精の国」
ここは、洋館ではありません。途中に立ち寄ったケーキ屋さん「えの木てい」です。
お土産を買いました。
山手234番館です。
時代の中でひっそりと伝えられてきた特色のある
ブルガリアのクリスマスです。
非常に質素ですが、感謝の気持ちが詰まっていました。
テーマ「家族で祝う伝統的なクリスマス」です。
りんごで飾られたクリスマスツリーです。
山手資料館でここも洋館です。
しばらく歩いているうちに外人墓地までやって来ました。
港の見える丘公園内にある横浜イギリス館です。
昭和12年に英国領事公邸として建築され、今は横浜市が所有しています。
イギリスのシックなクリスマスを展示してあります。
小さなネズミ達も、葉で作ってあります。
テーマは「シック&ベーシック」
ツリーの飾りつけはビスケット
お皿には犬や鳥の模様があります。
食べたらおいしそうな、
真っ赤なりんごのツリー
1800年代後半に実際に使われた
クリスマスカード
本日の最後の目的地、山手111番館です。
大正15年にJHモーガンの設計で現在の位置に建てられた住宅です。
赤レンガと白い壁が美しい洋館です。
テーマは「ナターレ 静けさと賑わい」です。
カトリック教徒の多いイタリアのクリスマス
を演出しています。
厳かな教会、温かい家庭のクリスマスです。
ステンドグラスがとても多く飾られていました。
山手洋館のクリスマスを堪能した後、非常にお腹が減ったので急いで
中華街で昼食を取り、その後当然のごとく元町でお買い物をして
帰ったのでありました。
海老ワンタンに大根餅に海老の
ウェハース巻きです。
野菜の湯葉巻きにスペアリブの黒豆蒸しと小ろん包です。
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